兎のⅡDXソフラン考察ブログ

音ゲーマーです。思う事いろいろ書いていきます

TITANS RETURN

TITANS RETURN / L.E.D.
初出:REFLEC BEAT limelight(ⅡDX:19 Lincle)
BPM:194(LEGGENDARIA譜面のみ97‐194)
SP ☆2/☆4/☆8/☆11/☆12
DP ☆4/☆8/☆11/☆12
譜面 SPL(1P/2P) DPL




読み方はティターンズリターン。TITANはタイタンの読み方もあるが、曲名順ソートで並ばせるにティターンと読むのか正しい。

初出はREFLEC BEAT limelight。ⅡDXへは19 Lincleのリンクルリンクで移植収録され、27 HEROIC VERSEの第1回アリーナの報酬としてLEGGENDARIA譜面が追加された。
そのLEGGENDARIA譜面のみBPMが97-194のソフランになる。

対策するならBPM変化する度に皿チョン

BPM変化前後にも絶え間なくノーツが降ってくる為、ロスなしでギアチェンする事は不可能。
ハード以上のクリアランプ狙いでは厳しく、基本的にはソフランを受け入れるしかない。
スコア狙いで皿チョンは十分有効。総ノーツ数が少ない為ギアチェン箇所以外をしっかり光らせよう。


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SYNC-ANTHEM

SYNC-ANTHEM / Tatsh feat.星野奏子
初出:20 tricoro
BPM:160-166
SP ☆5/☆10/☆12
DP ☆6/☆10/☆12
譜面 SPA(1P/2P) DPA




20 tricoroの赤イベントだったLEGEND CROSSの、11 IIDXREDと18 Resort Anthem両作をテーマとした楽曲。
元ネタとして、11 ⅡDXREDではRED ZONE、GENOCIDE、太陽~T・A・I・Y・O~の3曲、18 Resort AnthemではANTHEM LANDINGとWISE UP!の2曲の計5曲のフレーズが組み込まれている。
Tatshは両作でEXTRA専用楽曲(GENOCIDEとANTHEM LANDING)を担当し、星野奏子は11 IIDXREDbeatmaniaⅡDXデビューしたという経歴がある。

BPMは終盤までBPM160で展開し、2拍の休止を挟んでからBPM166に加速する。
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何も対策しなかった場合

緑数字が3.6%ほど下がる為、緑数字300の場合は289まで下がる。
結構馬鹿にできない程スクロール速度が速くなってしまう為、前もって緑数字を大きくした状態で始めるか、下記に示す方法でギアチェンするかになる。

1.【FHS】加速後に皿チョン オススメ度☆☆☆☆☆

当然ながら大量のノーツを見逃す事になる為、ハードクリア以上のランプは見込めなくなる。

2.【NHS,CHS】加速前にSUD+を少し上げる オススメ度★★★★★

動作としては皿チョンと全く同じで、加速前にSUD+を上げて対処するというもの。一番シンプルで分かりやすい。

上げるSUD+の値としては白数字30程度になる為、意外と思い切り上げる必要がある。
それと付随するように加速後に目線が多少上がる事がこの方法のデメリットとなる。

3.【CHS✗FHS】加速前にFHSを解除してCHSに変更する オススメ度★★★★☆

クラシックハイスピードを採用している場合で、FHSとCHSを組み合わせてHS値を変更させる方法。
ハイスピ設定を変える時の動作として、FHSからCHSに切り替える際、FHS時のHS値から一番近いCHSのHS値が自動でセットされるという仕様が存在する。

例を上げると、FHS時のHS2.87の状態でCHSに切り替えるとHS2.75に変更され、FHS時がHS2.88の状態でCHSに切り替えるとHS3.00に変更される。
この仕様を利用して、僅かな猶予時間内にFHSからCHSに切り替え、HS値を落とすのがこの手法となっている。

このギアチェンを使う場合の、緑数字の変化が最小となるHS値の設定を下記表にまとめた。

FHS時のHS値 CHSに変更後のHS値
4.15 4.00
3.87 3.75
3.62 3.50
3.37 3.25
3.11 3.00
2.86 2.75
2.59 2.50
2.33 2.25
2.08 2.00
1.56 1.50
1.04 1.00

この方法のメリットとしては、曲中にSUD+位置を動かす事がない為、1曲通して同じ目線でプレイが可能であるという事。
デメリットとしては、恐らくこの曲でしか使われないであろう曲中でのFHS⇛CHSの切り替えという不慣れな動作を素早く行わなければならない為、失敗する可能性があるという事。
誤ってプレミアムフリー等で強制終了コマンドを叩いてしまう可能性もある

4.【NHS】加速前にハイスピ設定を1段階落とす オススメ度★★★★★

ノーマルハイスピード(NHS)を採用している場合にのみ使える手法。

HEROIC VERSEよりNHSの設定が20段階になり、設定値8(緑数字500)から20(緑数字260)までは緑数字を20刻みで調整できるようになっている。
これに関しては、現在のBPM値を参照し、各設定の緑数字になるようHS値を自動計算しているといった仕様である為、BPMによって同じ設定値でもHS値が異なったりする(ただし緑数字は固定)

という事からNHSはCHSやFHSと比べ鍵盤でのHS値調整が小刻みにできる場合がある為、本楽曲のような微妙なBPM変化曲で有用となる。

使えるNHSの設定値、HS値、変更後のNHSの値、調整前のBPM160と調整後のBPM166で緑数字がどれほど差が発生するかを下記表にまとめた。

変更前のNHS設定値 変更前のHS実数値 変更後のNHS設定値 変更後のHS実数値 調整後の緑数字差異
20 4.21 19 3.91 +10
19 3.91 18 3.65 +9
18 3.65 17 3.42 +8
17 3.42 16 3.22 +8
16 3.22 15 3.04 +7
15 3.04 14 2.88 +6
14 2.88 13 2.74 +5
13 2.74 12 2.61 +4
12 2.61 11 2.49 +3
11 2.49 10 2.38 +3
10 2.38 9 2.28 +2
9 2.28 8 2.19 +1
8 2.19 7 1.99 +30


これらより、NHSの設定値が高い状態ほど、BPM変化後の緑数字の差が大きくなり、9から8に落とす時の+1が緑数字変化が最小の値となる事がわかる。
そうでなくとも23程度の軽微な変化であれば十分利用可能な範囲と考えられる。
普段のLIFTやSUD+位置に近くなるHS設定を上の表から選んで使おう。


※下記サイトでHS値の計算を行ったが、端数処理の関係で実機と値が±0.01ズレる場合がある事は確認しています。
traveldiary624.blog.fc2.com

参考動画

2番目のSUD+ちょい上げで対応しているCR1SP氏の動画


3番目のFHS⇛CHSを使用しているNO4XTK氏の動画


4番目のNHS設定値を1つ落とし(11→10)で対応しているKKM氏の動画


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STULTI

STULTI / MAX MAXIMIZER VS DJ TOTTO
初出:20 tricoro
BPM:90-182
SP ☆5/☆10/☆12
DP ☆5/☆10/☆12
譜面 SPA(1P/2P) DPA



BEMANI機種連動イベント「私立BEMANI学園」の解禁曲として登場。
BPM90-182とあるが、最序盤に5小節だけ90に落ち、そこ以外は全て182で展開する。

【CHS,FHS】BPM90に落ちたら黒鍵でHSを上げ、BPM182に戻る前に元に戻す

これ以外に本楽曲で対策を組む必要はないと言ってよい。

BPMがほぼ半分の値になる為、開始時のHS値を確認し、およそHS値が倍になるよう黒鍵で上げればよい。
無理な動作も求められないし、前もってメモしておくような事もない。なんならこのブログ見るプレイヤー層なら全員これ使ってるでしょ

ただし、ノーマルハイスピード(NHS)を使用している場合に限り、HS設定をBPM変化起こす曲中で変更を行うとHS値が壊れてしまう為、NHSの場合はこの手法は非推奨(厳密にはHS変更自体は使えるが調整があまりにも面倒で、労力に見合う程の効果はない)


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DAY DREAM

DAY DREAM / Mutsuhiko Izumi
初出:GF4th/3rd(ⅡDX:20 tricoro)
BPM:80-300
SP ☆5/☆10/☆12
DP ☆6/☆10/☆12
譜面 SPA(1P/2P) DPA



初出はGF4th&dm3rdのENCORE STAGE楽曲であり、ⅡDXには20 tricoroのLIMIT BURST(EXTRA STAGE専用曲)枠で移植された。
何故かアリーナモードではSPNを投げるのが流行っており、ソフラン対策が完璧だとしても不規則なリズムに苦しめられて負けるというのが起こりうる譜面となっている。
人によって鍵盤でのHS値調整だったり、SUD+の付け外しだったり、皿チョンだったりと大きく異なるので、自分のプレイスタイルに合わせて最適解を探そう。

BPMの推移

80→300→170→90→170

丁度2倍であったり半分であったりする箇所がどこにもない為、暗算で緑数字を計算しようとしても結構難しい。
メインBPMは170なので、そこに緑数字を合わせていく必要があり、覚えるかメモをして身構えることになる。

また、BPM300になるタイミングと、170に落ちるタイミングは画像の通り。
300に加速するのはノーツの位置からではなく小節線上からである事に注意。
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そしてオレンジ丸で囲った僅かな時間でギアチェンを行う事になる。

本記事はBPM80→300→170の過程でどう対処するかだけを考察します。
170→90→170に関しては、鍵盤でHS値を上げ下げするか、脳死で皿チョンするか、何も弄らないかのどれかでしかないので。
ただしノーマルハイスピードを使っている場合は曲中でのHS上げ下げは厳禁です。HS値が壊れてしまいます。

1.【FHS】全部脳死皿チョン(オススメ度★☆☆☆☆)

アチェンの回数を覚えてこなかった人、何も考えたくない人はこれで行きましょう。
相応の大量の取り零しが発生するが、全箇所で適正緑数字プレイが可能なのでストレスは低め。ハードやEXHは100%不可能。

2.【CHS、NHS】SUD+の付け外し(オススメ度★★★☆☆)

Rootageで採用されたノーマルハイスピード(20段階調整のアレ)か、HEROIC VERSEで復活したクラシックハイスピード(HS1.00とかHS2.25とかのアレ)を使い、昔ながらの早い時はSUD+を外し、遅くなる時にSUD+を付け直すアレ。
DAY DREAMではBPM300に加速する直前でSUD+を外し、BPM170に落ちる直前でSUD+を付け直す

BPM300時では、SUD+とLIFTどちらも使っていない状態だとしてもHS2.00(緑292)か、HS2.25(緑259)が使える最大のHS値になる為、BPM170で適正緑数字になるようSUD+を降ろすとなるとLIFTなしでは白数字が400前後になってしまう。
普段からSUD+を深めに下ろしている人には問題はないが、そうでない人は普段より目線が大きくズレてしまい、スコアが取りづらくなるだろう。

SUD+をただ付けたり外したりするだけなので、練習すればロスを出さずに対処できるようになるというメリットがある。
勿論BPM300地帯をSUD+なしで見切る必要があるので、目線の移動に難が出るデメリットもある。

3.【FHS】鍵盤でHS値を上げ下げして調整(オススメ度★★★★★)

BPM300、170で使用するHS値を予め決めておき、各BPMに合わせたHS値を鍵盤で都度調整するというもの。

やり方自体は上記1文そのままなのでかなりシンプル。
この方法だとSUD+を常時付けたままプレイができ、目線が大きく変わるといった事がなくプレイし易くなるが、先述通り予め自分に合う設定を探し、メモする必要があるアチェンの回数覚えてきたか

参考例として、鍵盤でHS値を調整した際のBPM300とBPM170とで緑数字の誤差が最小となるHS設定は下記表の通り。

BPM300時のHS値 叩く黒鍵数 BPM170時のHS値
0.65 1回 1.15
1.31 2回 2.31
1.96 3回 3.46

FHSを使用する以上、最初はBPM80に合った高いHS値が自動でセットされている。
その為、BPM300になる前にHS値を白鍵で調整しなければならないのだが、FHSの特性上鍵盤でのHS値調整は0.5刻みになる点は注意が必要。

※例BPM300時のHSを1.31で採用。且つ、適正緑数字を300とした場合
開始時のHS値は鍵盤で調整できるHS4.81(緑307)に設定。BPM300になる前に白鍵を7回叩きHS1.31(緑数字300)に落とし、BPM170に下がる際に黒鍵を2回叩きHS2.31(緑数字299)に上げる。


そして必ずしも上記表の値にする必要はなく、BPM170さえ適正緑数字にできればよいので、多少HS値を調整してSUD+位置を動かす事も可。
その場合当然ながらBPM300時の緑数字も多少増減する。

※例HS1.31ではSUD+位置が普段より高い為、HS1.20を採用。且つ、適正緑数字を300とした場合
開始時のHS値は鍵盤で調整できるHS4.70(緑298)に設定。BPM300になる前に白鍵を7回叩きHS1.20(緑数字312)に落とす、BPM170に下がる際に黒鍵を2回叩きHS2.20(緑300)に上げる。

3の結論

この手法を使う場合、下記3つを覚える必要がある。特に①が重要。
①開始前にセットする緑数字と、HS値(あるいは白数字)
②BPM300時のHS値(あるいは叩く白鍵の回数)
③BPM170になる前に叩く黒鍵の回数

先程の表の値を利用するのも良し、2つ紹介した例の値を丸パクリするのも弄るのも良し、各々試行錯誤していこう。

4.【FHS】緑数字を低く設定し、BPM170に下がる前に皿チョンする(オススメ度★★★★☆)

曲開始前にFHSでセットする緑数字値を敢えて小さく設定し、BPM300から170に下がる前に皿チョンした結果BPM170が適正緑数字になるよう調整する方法。

具体例として、開始前にFHSで緑数字を170でセットしておき、その後BPM80、300が処理できる程度に白鍵を沢山叩きHS値を落とす。
そしてBPM300の終わり際に皿チョンを行うとその時点では緑数字は170になるが、その直後のBPM170に落ちた時の緑数字が300になる。
要は、最初にセットした緑数字の約1.76倍の値がBPM170時の緑数字となる訳ですね。

緑数字の設定後、白鍵によるHS調整が忙しい為比較的面倒ではあるが、この手法最大のメリットとしてSUD+の位置を(例外を除き)任意の場所に設定してよいという事。
そして最大のデメリットとして、上記例外に当てはまる環境の場合この手法が使えないという事と、皿チョンをミスると一切のリカバリーが効かないという事の2点がある。

メリットは見たままなので割愛。デメリットを解説する。

デメリット①

「SUD+位置を任意の場所に設定してよい」の例外というのは、普段のSUD+の位置が比較的高め、適正緑数字が比較的小さい場合です。該当すればする程使える可能性が下がり、逆にLIFTを使っていたり緑数字が大きい場合は使える可能性が上がる。

この手法は、開始時のBPM80の時から緑数字を極端に小さく設定するというのが大きな特徴で、この設定時点でHSの値が10.0になって頭打ちとなり、本来予定していた緑数字がセットできなくなるという事態が発生し得る。

適正緑数字300を例に上げると、開始時緑数字170にセットする段階で白数字が224を下回った時点でHS値が10.00になる。
適正緑数字が280であれば、緑数字159にセットする段階で白数字が273を下回った時点でHS値が10.00になる。

LIFTを使っている場合はその値分上記の白数字の猶予が広くなるが、該当する人はこの時点でこの手法の選択肢はなくなるので、残念ながら他の方法を使いましょう。
逆に言えばSUD+を深めに下ろしている人であれば使える可能性は高いので、もう一つのデメリットをご覧下さい。

デメリット②

「皿チョンをミスると一切のリカバリーが効かない」というのは、BPM300で皿チョンするはずが間に合わずBPM170での皿チョンになってしまったというパターン。
当然BPM170で緑数字がそれはもう低い状態になってしまうので超高速スクロールうんちっちゲームが始まる。
焦って白鍵でHS値の再調整に入っても普段の緑数字に近い設定が見つかる可能性は低く、FHSの設定そのものを沢山のノーツを見過ごしながら行わなければならない。アリーナでやらかしたら練習するかトイレに行きましょう

4の結論

SUD+そんなに高くない且つ皿チョンに自信ニキにはオススメ。SUD+の場所が任意なのは非常に強みな方法です。

参考動画

アリーナで投げられがちなSPN。BEATNIK氏の4個落ち(正規)


2番目のSUD+付け外しで対処するDOLCE.氏


3番目の手法を緑数字設定の計算式まで載せて詳しく解説しているno4xtk氏の動画


4番目の皿チョン解説動画


DAY DREAMといえば紅茶氏


参考サイト

緑数字、白数字、HS値の計算に下記サイトを活用させて頂きました。
traveldiary624.blog.fc2.com


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D

D / Eagle
初出:17 SIRIUS
BPM:30-240
SP ☆8/☆10/☆11
DP ☆6/☆10/☆11
譜面 SPA(1P/2P) DPA



SIRIUSのボス曲イベント、PARALLEL ROTATION:DJ TROOPERSのUNKNOWN枠で登場した楽曲。
本記事に掲載しているSPAの動画5本は全てしっかり対策が組まれていて且つ、全てやり方が異なる動画を選んでいるので、参考にしてみて下さい。
試行錯誤して自分に合う方法を探してみましょう。

1.【FHS】sud+外し→sud+付け直し→皿チョン

これは私のプレイ動画。

①緑数字は適正値のまま変えず、sud+を外した状態で加速地帯が見切れる程度までHS値(sud+)を降ろす。
②前半のBPM130前後でsud+を外す
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③1本目のCNのBPM30からBPM175に上がった瞬間にsud+を付け直す。
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④2本目のCNのBPM30からBPM120に上がったら皿チョン。
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FHS使用時のsud+の付け直しは皿チョンと同じ効果を発揮する為、BPM175に変化してからsud+を付け直すことで緑数字が適正値になる。

曲開始前にsud+を多少深めに降ろして加速途中でsud+を外してBPM240が見切れるよう調整する必要があるが、曲中にHSをいくつ落とすかといった暗記が一切必要ない
あるいは、②でsud+外しでなく白鍵でHS値を落として加速に対応するのでも良く、その場合はCN中にsud+を一度外して同じ手順を踏めばOK。

注意点としては、sud+を誤って早目のタイミングで付け直してしまうとHS値がBPM30を参照して調整されてしまう為、BPM175にしっかり上がってからsud+を付ける意識を持つ事。

下記に記載する皿チョンと比べて手間がスタートボタン2回押すだけで済む為、余裕を持ってBPM175を迎えられるというメリットがある。
ただし、基本的なsud+位置がかなり下にある状態でプレイする為、プレイスタイルによっては合わない可能性がある。

2.【FHS】皿チョンでゴリ押す


BPM175になった瞬間にCNを離してから皿チョンをするというもので、猶予が1/2小節しかない事もあって非常に素早い動作が必要。
上記の動画はBPM130になるタイミングで白鍵を使ったHS値調整を行っている。

一番シンプルで取っ付きやすい一方、ロスなくギアチェンするには練習がそれなりに必要。

参考動画

F.Aさんの華麗な職人技(HS値の調整だけでなく腕でsud+の位置も動かしている)


O JIYA忍さんの字幕付き解説動画(皿チョンも腕でのsud+調整もHS調整もいろいろ駆使されている)


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華麗なる大犬円舞曲

華麗なる大犬円舞曲 / Wiktoria
初出:27 HEROIC VERSE
BPM:60-147
SP ☆7/☆10/☆12
DP ☆7/☆10/☆12
譜面 SPA(1P/2P) DPA



HEROIC VERSEのEXTRA専用イベントであるSHADOW REBELLIONのPHASE SHADOW 1で登場した楽曲。
SIRIUSのワルツ第17番ト短調”大犬のワルツ”の続編(リスペクトソング?)だが、
アーティスト名にBEMANI Sound Teamの表記がない為wac説は否定されており、Wiktoriaが何者なのかは諸説ある。

楽曲の展開としては、前半はBPM142、ブレイク後に130→100→80→60→120→140→147と細かく変化していく。

中盤のBPM変化について

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画像の箇所に関してはギアチェンが一切できない為、どのタイミングで遅くなるか、速くなるかを覚えて、繰り返しプレイして感覚を掴むしかない。
加速も一気に147に上がるのではなく120→140→147と徐々に上がっていく事も注意する。

1.序盤を適正緑数字のまま始め、ブレイク前にBPM147に合わせてHS値やsud+を調整する

前半を終えてブレイクに入るまでに2小節半も猶予がある為、この間でsud+を少し上げたり、BPM147で緑数字が適正値になるようFHS値を弄ったりといった調整がかなり余裕持って出来る。

何も調整しない場合、BPM147に上がった時の緑数字が人にもよるが10前後ほど低くなる。

2.最初からBPM147に適正緑数字を合わせる

アチェンが面倒だったり、スコア度外視のランプ狙いだったり、あるいは前半が多少遅くても光らせられるハイパーお上手マンだったりする人は最初からBPM147に合わせちゃいましょう。


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Theory

Theory / YUTO
初出:27 HEROIC VERSE
BPM:102-146
SP ☆5/☆8/☆11
DP ☆5/☆8/☆11
譜面 SPA(1P/2P) DPA



新筐体「LIGHTNING MODEL」で10回プレイすることで解禁される先行配信楽曲。執筆時(2020/08/17)でも旧筐体へは解禁されていない。
YUTOは青森県出身の若手DJで、世界一のDJを決めるDMC World Finalの2016年優勝者。

楽曲のBPMとしては146から102へ緩やかに減速していき、102でしばらく展開した後、再び102から146へ緩やかに加速していく。

何も対策しない場合

緑数字が約1.43倍の状態でBPM102の高速スクラッチ地帯を処理する事になり、難易度が非常に高くなる。
現状ロスなしで完璧なギアチェンをする方法がない(思い付かない)為、FCを狙う場合は対策せずにプレイするしかない。
何故現全1の某プロは遅いまま皿を光らせられるのだろうか

ひたすら皿チョンする場合 (SP限定)

SPに関しては、加速中減速中共にほぼ全てで皿が単独で降ってくる為、皿チョンによる対策が理論上可能。
皿チョン回数は最大15回。

減速時
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加速時
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※SPAの加速時最後の皿も皿チョンに利用する場合、鍵盤を1つだけ捨てる必要がある。


皿チョンなので、画像のオレンジ丸で囲った箇所で皿側でない手を毎回スタートボタンまで伸ばさなければならず、また猶予も非常に短い。
スタートボタンの叩き損じや、誤って2回叩いてサドプラを外してしまう等のミスが発生する事も考えられる。

また、この手法を使うのであれば全箇所で皿チョンを行うのか、あるいはどの皿を皿チョンで利用するかを前もって考慮する必要がある。

この皿チョンが成功すれば、BPM変化中も適正緑数字付近を維持できる為、高スコアが期待できる。
⇓7割ほどこの皿チョンを利用してEXHクリア達成した方もいるようです。

DPの場合、上記画像のタイミングの皿ほぼ全てで鍵盤がくっついており、大量にノーツを捨てる事になる為この方法は使えない。

皿チョンと白鍵の複合で調整する場合 (SPDP共通)

BPM102の高速スクラッチ地帯だけでも適正緑数字でプレイしたい人、あるいはDPプレイヤー向け。

① SPDP同様ここで皿チョンを行う
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② 加速中どこかしらのタイミングでノーツを捨てて、白鍵でHS値を落とす
(オレンジ丸で囲った箇所が前後の猶予が多少広く、またロスが皿2枚だけで済む可能性がある)
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③ 画像の7鍵にあたるノーツを捨てつつ、この皿を利用して皿チョンしBPM146を適正緑数字でプレイする
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②の白鍵でHS値を調整はsud+やLIFT等の個人の環境に合わせて。
捨てノーツ数は多少あるものの、ハード狙いまでは十分可能な範囲と考えられる。
この手法を使ってゲージギリギリなまま加速地帯を迎えてしまった場合は全部皿チョンすれば耐えられるかもしれない。


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