SYNC-ANTHEM
SYNC-ANTHEM / Tatsh feat.星野奏子
初出:20 tricoro
BPM:160-166
SP ☆5/☆10/☆12
DP ☆6/☆10/☆12
譜面 SPA(1P/2P) DPA
20 tricoroの赤イベントだったLEGEND CROSSの、11 IIDXREDと18 Resort Anthem両作をテーマとした楽曲。
元ネタとして、11 ⅡDXREDではRED ZONE、GENOCIDE、太陽~T・A・I・Y・O~の3曲、18 Resort AnthemではANTHEM LANDINGとWISE UP!の2曲の計5曲のフレーズが組み込まれている。
Tatshは両作でEXTRA専用楽曲(GENOCIDEとANTHEM LANDING)を担当し、星野奏子は11 IIDXREDでbeatmaniaⅡDXデビューしたという経歴がある。
BPMは終盤までBPM160で展開し、2拍の休止を挟んでからBPM166に加速する。
何も対策しなかった場合
緑数字が3.6%ほど下がる為、緑数字300の場合は289まで下がる。
結構馬鹿にできない程スクロール速度が速くなってしまう為、前もって緑数字を大きくした状態で始めるか、下記に示す方法でギアチェンするかになる。
1.【FHS】加速後に皿チョン オススメ度☆☆☆☆☆
当然ながら大量のノーツを見逃す事になる為、ハードクリア以上のランプは見込めなくなる。
2.【NHS,CHS】加速前にSUD+を少し上げる オススメ度★★★★★
動作としては皿チョンと全く同じで、加速前にSUD+を上げて対処するというもの。一番シンプルで分かりやすい。
上げるSUD+の値としては白数字30程度になる為、意外と思い切り上げる必要がある。
それと付随するように加速後に目線が多少上がる事がこの方法のデメリットとなる。
3.【CHS✗FHS】加速前にFHSを解除してCHSに変更する オススメ度★★★★☆
クラシックハイスピードを採用している場合で、FHSとCHSを組み合わせてHS値を変更させる方法。
ハイスピ設定を変える時の動作として、FHSからCHSに切り替える際、FHS時のHS値から一番近いCHSのHS値が自動でセットされるという仕様が存在する。
例を上げると、FHS時のHS2.87の状態でCHSに切り替えるとHS2.75に変更され、FHS時がHS2.88の状態でCHSに切り替えるとHS3.00に変更される。
この仕様を利用して、僅かな猶予時間内にFHSからCHSに切り替え、HS値を落とすのがこの手法となっている。
このギアチェンを使う場合の、緑数字の変化が最小となるHS値の設定を下記表にまとめた。
FHS時のHS値 | CHSに変更後のHS値 |
---|---|
4.15 | 4.00 |
3.87 | 3.75 |
3.62 | 3.50 |
3.37 | 3.25 |
3.11 | 3.00 |
2.86 | 2.75 |
2.59 | 2.50 |
2.33 | 2.25 |
2.08 | 2.00 |
1.56 | 1.50 |
1.04 | 1.00 |
この方法のメリットとしては、曲中にSUD+位置を動かす事がない為、1曲通して同じ目線でプレイが可能であるという事。
デメリットとしては、恐らくこの曲でしか使われないであろう曲中でのFHS⇛CHSの切り替えという不慣れな動作を素早く行わなければならない為、失敗する可能性があるという事。
誤ってプレミアムフリー等で強制終了コマンドを叩いてしまう可能性もある
4.【NHS】加速前にハイスピ設定を1段階落とす オススメ度★★★★★
ノーマルハイスピード(NHS)を採用している場合にのみ使える手法。
HEROIC VERSEよりNHSの設定が20段階になり、設定値8(緑数字500)から20(緑数字260)までは緑数字を20刻みで調整できるようになっている。
これに関しては、現在のBPM値を参照し、各設定の緑数字になるようHS値を自動計算しているといった仕様である為、BPMによって同じ設定値でもHS値が異なったりする(ただし緑数字は固定)
という事からNHSはCHSやFHSと比べ鍵盤でのHS値調整が小刻みにできる場合がある為、本楽曲のような微妙なBPM変化曲で有用となる。
使えるNHSの設定値、HS値、変更後のNHSの値、調整前のBPM160と調整後のBPM166で緑数字がどれほど差が発生するかを下記表にまとめた。
変更前のNHS設定値 | 変更前のHS実数値 | 変更後のNHS設定値 | 変更後のHS実数値 | 調整後の緑数字差異 |
---|---|---|---|---|
20 | 4.21 | 19 | 3.91 | +10 |
19 | 3.91 | 18 | 3.65 | +9 |
18 | 3.65 | 17 | 3.42 | +8 |
17 | 3.42 | 16 | 3.22 | +8 |
16 | 3.22 | 15 | 3.04 | +7 |
15 | 3.04 | 14 | 2.88 | +6 |
14 | 2.88 | 13 | 2.74 | +5 |
13 | 2.74 | 12 | 2.61 | +4 |
12 | 2.61 | 11 | 2.49 | +3 |
11 | 2.49 | 10 | 2.38 | +3 |
10 | 2.38 | 9 | 2.28 | +2 |
9 | 2.28 | 8 | 2.19 | +1 |
8 | 2.19 | 7 | 1.99 | +30 |
これらより、NHSの設定値が高い状態ほど、BPM変化後の緑数字の差が大きくなり、9から8に落とす時の+1が緑数字変化が最小の値となる事がわかる。
そうでなくとも2や3程度の軽微な変化であれば十分利用可能な範囲と考えられる。
普段のLIFTやSUD+位置に近くなるHS設定を上の表から選んで使おう。
※下記サイトでHS値の計算を行ったが、端数処理の関係で実機と値が±0.01ズレる場合がある事は確認しています。
traveldiary624.blog.fc2.com
参考動画
2番目のSUD+ちょい上げで対応しているCR1SP氏の動画
3番目のFHS⇛CHSを使用しているNO4XTK氏の動画
4番目のNHS設定値を1つ落とし(11→10)で対応しているKKM氏の動画